2020-12-13

【おさんぽ】20201205 東北本線旧線(山線・廃線) -3

前回から続きます(第一弾はこちら)。

おさんぽを予定より延長させたお目当ての根廻隧道に会えたけど、
それを調べているときに合わせて気になったのが潜穴。
こういった縦穴を掘り、横穴を延ばしていって横穴同士を繋げていく大工事。
多くの人々の努力と犠牲がここに潜むのだと思うと胸が熱くなる。

旧線さんぽを進めると、その潜穴も終端に至る。
穴を見るベストポジションがあるはずなのだけど分からず、スルー……。

そんな穴尻のすぐそばには橋が2つ。
現役の鉄道橋と、旧線のそれ。
旧線跡の方、金網フェンスが趣を削いでいて残念だけど
見えるかしら…煉瓦橋台!旧線の遺構。
こういうの遺してくれているんだ……と感動(したけど、煉瓦橋台はこのあとも飽きるほど会える)。

品井沼駅以来、人家が増えてきた。
フォトジェニックな廃墟(?)や廃階段(?)を横目に進み、
7:53 品井沼駅から歩くこと約3.4km、約1時間半で愛宕駅に到着。

駅のホームをアンダーパスする形で、まだ旧線は続く。
ここからこそ、新線(現役の「海線」)から別れていき「山線」らしくなる……

のは、また次回。